温帯低気圧と熱帯低気圧の違い

熱帯低気圧が台風になり、衰えてくると「温帯低気圧に変わりました」という言い方を天気予報でよく聞きますよね。

この温帯低気圧と熱帯低気圧は、どこがどう違うのでしょうか?

まずは、それぞれのエネルギーの元を比べてみましょう。

熱帯低気圧の元は、大量の水蒸気が冷えて凝結することによって生じる熱のエネルギーですが、温帯低気圧の元は、あたたかい空気と冷たい空気がぶつかって混じりあうことから雨雲ができます。

ですから、天気図で2つを比べてみると、熱帯低気圧は同心円状に等圧線が見られますが、温帯低気圧には前線が見られ、等圧線の形も少しいびつです。

等圧線を見る時のポイント

台風のまわりには、同じ気圧の高さを結んだ等圧線が描かれています。
それを目安にすると、台風の半径が大きくなったり小さくなったりしていくのが分かります。
大きさによって台風の発達具合をある程度知ることができますが、小さいからといって油断はできません。

等圧線の間隔が細かく混んでいる台風は、強い風を伴うことが多いので注意が必要です。
強風の半径がどれくらいなのか?
最大風速が何メートルなのかをしっかりとチェックしましょう。

また、太平洋から西に張り出している高気圧にも注目してください。
台風は、夏によく見られるこの小笠原高気圧の西側のふちに沿って進んでいくことが多いです。